今日は珍しい花を見つけたから午前中のコースを変更しょうと言う
キヌガサダケが咲き始めた。急がないと虫の餌食に成る。
もうそんな季節、また忙しい花めぐりの到来です。
初日雨で中断、二日に渡る下見では、ヤブムラサキの花後、ニラバラン、ハマハナセンブリ、カワジシャ、ミゾコウジュ
フウトウカズラ、アブラギリ、シロバナオカウツボの開花等を確認、コースを決める。(ラン科の植物はアップしていません)
一輪のみ開花を確認
ノビル 「ユリ科」
とてもかわいかったので写してみました。
ネジキ ヤブムラサキ花後 ハマハナセンブリ
本日のメインです。
三年前から葉のみ確認花の時期に何度となく足を運びましたが花を見る事が出来なかった。
感激の出会いでした。
シタキソウ「ガガイモ科」
福岡県:絶滅危惧?B類
環境省:RDB2001カテゴリー 情報不足
和名〔舌切草〕 【学】Stephanotis japonica Makino
ガガイモ科の常緑で木質のつる草。
葉は対生し、卵形から卵状楕円(だえん)形で、基部は心臓形となる。
6月、葉腋(ようえき)に香りのある白色花を開く。花冠は高坏(たかつき)形で深く五裂し、
基部は筒状となる。海岸の照葉林内に生え、関東地方以西の本州から九州に分布。
名は舌切草(したきりそう)を省略したものというがその意味は不明。シタキソウ属は、茎はつる性で葉は革質、
花冠は高坏形で筒部が長い。世界に約15種、日本に2種分布。
小さな花をアップにしてみました。
フウトウカズラ雌花 「コショウ科」
あの小さな花をアップしてみると子房を付けた雌花です。
撮影:桃坂
これも絶滅が危惧される白花
オカウツボ白花 「ハマウツボ科」
今年はオカウツボより少し遅れて開花しました。
ネズミモチ カタバミ ムラサキニガナ
ネズミモチの花一個をアップにしてみると可愛い花です。
カタバミ いつもどこかで咲いています繁殖力の旺盛さを見せる種子が大きい。
ムラサキニガナ 長い枝先に咲くので、風に揺れて写しがたいはなです。
撮影:吉松
ウマノアシガタ キンポウゲどちらなの
キンポウゲ 「キンポウゲ科」
八重咲きのウマノアシガタをキンポウゲと呼ぶと聞いたことがあります。
辞書で調べましたが、はっきりした事は書かれていません。
キキョウソウ テリハノイバラ シロツメグサ
テリハノイバラが咲き始めると台上に夏がやってきます。
何処にでも咲いている小さな花良く観察すると野性の凄さが見えてきます。
撮影:山崎
本日2番目のメイン貴婦人の登場です。
キヌガサダケ 「スッポンダケ科」
時々注意して降りてみるのですが、数日前から再起始めたようです。
ノハカタカラクサ オカトラノオ アブラギリ
昨年の様には咲いて無い様ですが
ノハナショウブ「アヤメ科」
昨年の様に一面紫の染めるには野焼きが必要なようです。
人の手で守っていかないと絶えてしまう花、何時になったら野焼きがされるのでしょうか?
撮影:河田
現在の平尾台は観光化に向けて大きく動いているようです。
観光も大切な産業ですが、「自然保護」を他の観光地の様に、しっかりして
欲しいものです。野焼きも放置したまま、散策路は至る所に、無数に出来
10年前とは大きく様変わりしています
野の花、生物、自然美を愛する者にはかなしい限りです。
いまにも降り出しそうな天気を気にしながらの観察でしたが大丈夫でした。
10年以上続いています野草勉強会、体調の悪い方、ご家族が病気の方、いろいろ悩みを
抱えるこの頃です。負けないで頑張りましょう。
次回は7月9日(水曜日)です。
お天気を祈っています。